島根県の日本共産党中部地区委員会は1月16日、仁比聡平前参院議員を招いて出雲市で「県政に春をよぶ新春のつどい」を開きました。仁比氏や萬代ひろみ県議候補・市議、井原優斐川町議候補・町議の訴えに170人の参加者は拍手で応えました。
 仁比氏は菅再改造内閣が消費税増税、TPP(環太平洋連携協定)推進内閣と批判し、引き続き国政革新へ奮闘する決意を表明。「ご一緒にたたかいぬき必ず出雲から萬代さんの議席を。県議が2人になれば県政に大きな変化を与える」と強調しました。

 大企業優先・県民に冷たい県政にもふれ、「暮らし応援こそ経済・財政立て直しの力。この方向で頑張るのが共産党の萬代さんです。この道理ある共産党を大きくしてください」と呼びかけました。

 悲願の議席確保に挑む萬代候補は「市政と結び出雲から新しい風を県政に届けるために頑張る」と何としても勝ちぬく決意を表明。後半戦に挑む井原候補は10月合併にむけ町民要求実現に全力を尽くすと支援を訴えました。

 後藤勝彦地区委員長が行動提起し、3氏が決意を表明。ひまわり保育園後援会が寸劇で会場をわかせました。

 市内の阿川末富さん(62)は「私らの気持ちを代弁した話。萬代さんには県議会に出て暮らしを良くしてほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2011年1月18日)