生活保護法改悪の今国会成立を自公民3党が合意したことを受け、日本共産党の仁比そうへい参院比例候補は5月29日、福岡市の繁華街で改悪を許さないと緊急の街頭宣伝をしました。
仁比氏は、保護申請をしようとする住民を窓口で追い返してしまうような改悪が狙われていると批判。「北九州市では、申請権を認めない〝水際作戦〟で『おにぎりが食べたい』と書き残して亡くなった方がいた。働き口もないのに就労を強要し、保護が打ち切られることもあった。大阪では『お腹いっぱい食べさせれなくてごめんね』のメモを残して28歳のお母さんと3歳の息子が遺体で発見された」と告発しました。
弁護士、国会議員として申請権の問題にとりくんできたことにふれ、「健康で文化朋な生活を保障する一番の基準が生活保護。憲法25条を暮らしの中に生かすために私は全力でがんばる」と語りました。(しんぶん赤旗 2013年5月30日)