日本共産党の仁比そうへい参院比例候補と赤嶺政賢衆院議員は1月14日、北九州市議選(18日告示、27日投票)の応援にかけつけました。仁比氏は小倉北区の、やつき博春候補=現=の演説会へ。赤嶺氏は戸畑区の荒川徹候補=現=の演説会と若松区の、のより謙介候補=現=の党・後援会合同決起集会とを駆け巡りました。
自公の暴走ゆるさない 仁比比例候補
小倉北区では、2期目を目指す、やつき博春市議候=現=の演説会が開かれました。
仁比そうへい参院比例候補は、安倍自公政権が憲法改悪、大企業・大金持ち本位の「経済対策」を進めようとしていると告発。北九州市議選で「自公政権の暴走は許さないという私たちの声を、やつきさんをはじめ10人全員の勝利で示そう」と訴えました。
やつき候補は、他党が市政のチェック役を放棄するなか、空港アクセス鉄道計画「棚上げ」など、ムダな大型事業を止めてきたことを紹介。同区熊谷の消防署出 張所の廃止計画に対し、日本共産党だけが住民の声を受け、市を追及してきたことを示し、「住民の立場にしっかり立つのが日本共産党です」と強調しました。
また離島を訪ねた際に他党派候補とも出くわしたことを紹介し、「1票を争う大激戦です。国政の『荒波』から市民を守る議席を勝ち取らせてください」と呼びかけました。
議席を守り抜こう 赤嶺議員
用意したいすが足らなくなり立ち見もでた荒川候補の演説会。赤嶺議員は憲法改悪の動きを強めるなど暴走をはじめた安倍政権を批判。北九州市で10議席をなんとしても守り抜き、参院選勝利へとつなげ、反撃していこうと呼びかけました。
荒川候補は、「まじめにつましく暮らす人たちが安心できる社会というのが私の原点」とのべ、国保料引き下げや子ども医療費無料化拡充を行うと公約し、無駄遣いをなくすなら可能と訴えました。
戸畑けんわ病院の二見哲夫院長、「脱原発をめざす戸畑の会」の鍬塚聰子世話人が応援演説しました。
参加した戸畑区の会社役員の女性(59)は「共産党さんは一般庶民の目線なので心強い。無駄遣いはなくしてほしい」と語りました。
決起集会で、のより候補は「市政の無駄遣いを見直させるだけでなく、建設的な提案で市民のための施策を実現してきたのが10人の日本共産党市議団」と訴えました。若松区の原野武さん(77)は「市議選を日本の国政の展望にかかわる選挙として頑張らなければならないと思った」と話しました。
(しんぶん赤旗 2013年1月15日)