広島県知事選(11月9日投票)と同日投票の県議補選(広島市安佐北区、31日告示、欠員1)で、日本共産党の高松ふみ子予定候補(58)=新=の勝利をめざそうと、党安佐北区委員会と後援会は10月4日、仁比聡平参院議員を迎えて決起集会を開きました。

 補選は2019年参院選広島選挙区での河井克行元法相夫妻=ともに自民党離党=による大規模買収事件でお金を受け取り有罪が確定した県議=自民党会派=の辞職に伴うもの。

 補選の選対責任者で同区選出の清水貞子市議はあいさつで「金権腐敗政治に無反省の議会を変えるために高松さんを議会へ送ってほしい」と訴えました。

 仁比氏は「地方の政治を動かす一つひとつの選挙で党が勝利、躍進することが国会をまともに動かしていくことにもつながる。一緒にたたかってください」と呼びかけました。

 高松氏は、自民党の議席が6割を占める県議会では、買収事件が何一つ解明されず大型開発優先で子ども医療費、少人数学級は全国最低レベルだとし、「冗談じゃない」と批判。「カネの力で動かす政治から、一人ひとりの声で動く政治をめざして頑張る」と表明しました。

 会場いっぱいの参加者全員で「団結頑張ろう」を唱和しました。(しんぶん赤旗 2025年10月7日)