松山市で4月26日、日本共産党の仁比聡平参院議員を迎えた演説会が開かれました。四国で8年間、現在は西日本17県を駆ける白川よう子参院比例予定候補ら比例5人を必ず国会に送ろうと、会場は満席の参加者。2人が入党を決意しました。

 登壇した女性後援会の水野真理子さんは選択的夫婦別姓制度の今国会での実現を求め、「私たちの願いを実現していく強力な力になってくれるのが共産党の議席です」と紹介。業者後援会の田部浩三事務局長は「共産党は消費税ができる前から『こんな天下の悪税はやめるべきだ』と(訴えてきた)。最近はせめて5%に戻して国民の生活を守ろうとしてくれている政党です」と語りました。

 仁比氏は米などの物価高騰やトランプ関税に関し、「この25年間で米農家は70%も減っている。だから米が不足し、値段が下がらない。この事態をつくってきたのが自民党の輸入自由化などの政策だ」と指摘。「大企業さえもうかれば食料主権も投げ出し、主食の米まで交渉材料にしようとする動きに断固立ち向かう共産党が伸びなければ。おいしく安全な食べ物は日本、愛媛の大地から。この旗を掲げて頑張る共産党に託してほしい」と訴えました。

 白川氏と無所属の永江孝子参院議員、安保法制の廃止を求める愛媛の会のメッセージが紹介されました。(しんぶん赤旗 2025年4月28日)