「総選挙で党躍進、中国ブロックの議席奪還を」と日本共産党の仁比聡平参院議員は10月12日、大平よしのぶ衆院中国比例予定候補と中原つよし衆院広島1区予定候補とともに広島市の繁華街で訴えました。

 仁比氏は、日本被団協のノーベル平和賞受賞にふれ、日本の核兵器禁止条約批准が切実に求められると強調。「核兵器廃絶に被爆者とともにたたかってきたのが日本共産党だ」とのべ、「軍拡の道、『核共有』を声高に叫ぶ石破内閣に立ち向かう、共産党に支援を」と呼びかけました。

 大平予定候補は、被爆者が壮絶な体験を通して核兵器がいかに恐ろしく非人道的かを世界に告発し、絶対悪の兵器だと教えてくれたと力説。「私は何としても議席奪還を果たし、被爆の実相、被爆者の叫び、広島の心を正面から石破首相へ訴えていく」と表明しました。

 宣伝には後援会員たち約20人が参加し、党の提案「自由時間拡大推進法」のビラを配布。弁士の訴えに「そうだ」「がんばれ」の声援や拍手が起こりました。信号待ちの女性(76)は「自民党は信頼できない。共産党頑張って」と期待を寄せました。

(しんぶん赤旗 2024年10月13日)