熊本県の日本共産党南部地区委員会は8月4日、仁比聡平参院議員を同県八代市に迎え、衆院選で党躍進をめざす夏の「集い」を開きました。まつざき真琴・衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補(鹿児島2区重複)がともに訴えました。

 仁比氏は、民主主義を危機的状況から守ろうと呼びかけ、選挙で政治を変えるためには「住民の声を集め、住民が主体となって住民同士で語り合い、力を合わせることで変化が生まれる」と強調しました。

 まつざき氏は「安心して暮らせる社会づくりに力をつくしたい」と話しました。

 懇談では、2020年7月の水害からの復興についての質問に仁比氏は、「現地住民の声が反映されないまま進められていることが問題であり、流域住民の声や願いをもとに本当の安全を私たちが提起していこう」と答えました。ダムによらない治水では、京都・嵐山の可動式止水壁や景観と環境の調和をすすめている熊本市の白川の「緑の区間」などの河川整備を紹介。最低賃金を含む貨上げについては、「待ったなしの課題だ」と指摘しました。つどいでは1人が入党しました。(しんぶん赤旗 2024年8月7日)