比例 仁比候補
日本共産党の市田忠義書記局長・参院比例候補は6月30日、仁比そうへい比例候補とともに、愛媛県松山市、香川県高松市、岡山市を回り、財界やアメリカに忠誠を尽くし消費税増税や沖縄・米軍普天間基地の「県内移設」などを進める菅政権を厳しく批判し、「大企業にもアメリカにも堂々とモノの言える日本共産党の躍進で政治を変えよう」と訴えました。
大勢の聴衆が集まった各所で仁比候補、選挙区候補と宣伝カーに立った市田氏は、菅首相が、財界のシナリオに従い、法人税減税とその穴埋めのための消費税増税を打ち出し、日本経団連の米倉会長から経済政策について「実に素晴らしい」と百点をつけてもらった、財界への忠誠ぶりを紹介しました。
さらに、民主党代表就任後、最初にしたことが、「オバマ米大統領からの就任祝福の電話に対し、普天間基地の名護市辺野古への『移設』や、鹿児島県・徳之島など全国への訓練移転を明記した日米合意の確実な履行を伝えたことだった」と指摘。沖縄県民の総意、国民の民意を無視しアメリカに忠誠を誓う菅首相の政治姿勢を批判しました。
その上で市田氏は、企業・団体献金をいっさいもらわず、日米安保条約を廃棄し米国と対等・平等な関係構築を主張する日本共産党だからこそ、「消費税増税に導入時から一貫して反対し、普天間基地の無条件撤去を唯一訴えられる」と強調。「こうした党が伸びてこそ、政治は確実に変わります。一回りも二回りも大きな支持・支援をお願いします」と訴えました。
最後に市田氏は、それぞれの県の選挙区候補への支持を訴えた後、「東京選挙区の小
池あきら候補を全国の力でなんとしても勝利させてください」と述べ、「日本共産党にとっても、日本の政治にとっても、なくてはならない宝の存在です」と強調しました。
その上で、「一票一票がしのぎを削る大激戦・大接戦です。東京にお知り合いのいる方は、ぜひ電話をかけていただき、小池支持を広げてほしい」と訴えました。
仁比候補は、6年前に初当選して以来、国民の暮らしと命を守るため、国会で202回質問に立ち歴代政権と論戦をたたかわせてきた実績を紹介。わずかな年金で生活するお年寄り、高学費、就職難、低収入、派遣切りなどであえぐ若者などにとって最悪の消費税増税を断固としてやめさせるため、「再び国会の質同席に立たせてください」とよびかけました。
田中かつひこ愛媛選挙区候補、藤田ひとし香川選挙区候補、垣内雄一岡山選挙区候補が、各県でそれぞれ訴えました。