広島県被団協(箕牧智之理事長)主催の「原爆死没者追悼慰霊式」が8月6日、広島市内で行われ、日本共産党から志位和夫委員長があいさつしました。仁比聡平、井上哲士両参院議員、大平喜信元衆院議員らも同席しました。

志位氏は、「被爆者の皆さんの運動が世界を変えた」と指摘。77年間、二度と広島・長崎の悲劇を許さない、核兵器をなくそうと声をあげ、核兵器禁止条約を生み出したことに「皆さんの力は本当に大きなものであることを、敬意をもって申し上げたいと思います」と述べました。

日本被団協の田中煕巳代表委員は、日本政府が依然として核禁条約に背を向け、原爆被害者への国家賠償も拒み続けていることを厳しく批判。「一日でも早く核兵器廃絶と国家賠償を実現させたい」と決意を述べました。(しんぶん赤旗 2022年8月7日)