日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補は6月9日、福岡県飯塚市、田川市、直方市の街頭を駆け巡り、訴えました。各地で党市議らがともに訴え、後援会員らが横断幕やプラスターを掲げ、宣伝を盛り上げました。

 にひ予定候補は、物価高騰の問題をめぐる、日銀の黒田東彦総裁の発言や、金融緩和政策を進める岸田自公政権を批判。「物価高の特効薬は消費税減税だ」と力説しました。ウクライナ危機に乗じた改憲、敵基地攻撃能力などの大軍拡は、「社会保障の予算をより一層削り、暮らしを壊す大増税に道をひらくものだ」と訴え、「岸田政治を終わらせるために、『暮らし守れ』の声を託してほしい」と呼びかけました。

 田川市では、地元市議や区長らの呼びかけで、各地で住民ら40~60人が集まり、松原1区では区長さん(80)が「みんな暮らし、年金のことを心配している。頑張ってほしい」と話しました。

 直方市では、福建労筑豊支部の入江英近書記長が、建設現場でのアスベスト被害の問題で「議員時代から被害者の立場で政治をしてきた、にひさんの議席が必要」と応援演説。飯塚市では、75歳の女性が岸田首相の資産所得倍増計画に対し「少ない年金で暮らしているのに投資する金なんかない」との怒りをのべ、党の経済政策に期待を寄せました。(しんぶん赤旗 2022年6月11日)