日本共産党香川県委員会は4月29日、高松市で小池晃参院議員・政策委員長を弁士に迎え演説会を開きました。仁比そうへい参院議員・比例候補、藤田ひとし参院香川選挙区候補がともに訴えました。
「民主党に期待できなくなり、初めて聞きにきた」という人など各地域からバスやタクシーに乗り合わせたり、幅広い参加者が弁士の話に耳を傾けました。
香川県保険医協会の池田弘一医師が来賓あいさつ。香川県の森林組合連合会長と農協組合中央会会長からメッセージが寄せられました。
小池氏は後期高齢者医療制度廃止や大企業の内部留保還元、普天間米軍基地の問題で「日米安保の歴史から抜け出す第一歩に普天間基地の無条件返還を第一に位置付けること」などを、国会論戦も交えながら話し、「事実を突きつけて運動していけば切実な暮らしの願いは実現できる」と訴えました。
仁比氏は、福祉、偽装請負問題で寄せられた相談や応援メールを紹介しながら党の政策を紹介、「普天間の苦しみは日本どこへいっても同じ苦しみ。こんな基地はアメリカヘ帰ってもらうしかない」と強調しました。
高松市から参加した板坂和志さん(38)は「日本共産党が目指すものをしっかり聞けた。私も病院に行けず風邪が長引いたことがある。国保料を値下げして福祉を充実してほしい」と期待を寄せました。(しんぶん赤旗 2010年4月30日)