国会と西日本17県を連日駆けめぐる、日本共産党の仁比そうへい参院参院議員・比例候補は4月24日、大分県の別府、日田両市で開かれた演前会で講演し、「鳩山政権は国民の期待に背き、後ずさりまでしている。かといって自民党の政治を願う人もいない。政権まかせでは政治は変えられない。国民が政治を前にすすめるときがやって来た」と訴えました。
山下かい大分選挙区候補は、紙智子参院議員を迎えて大分市で18日開かれた共産党と農漁業団体との懇談のもようを紹介し、「県民の期待を真正面から受け止めているのは共産党だけです」と訴えました。
仁比氏は、常用雇用や専門26業務を禁止の例外として「使い捨て労働」を温存させる抜け穴だらけの労働者派遣法改定案、命にかかわる介護や福祉をお金のある無しで差別する「応益負担」、後期高齢者医療制度の先送りなどを告発。国民の苦難の根源に、米国いいなり、大企業優先の政治があると解明。普天間基地問題で「無法な基地は即時無条件撤去すべきだ」と訴えると、大きな拍手が起きました。(しんぶん赤旗 2010年4月26日)