日本共産党福岡県委員会が4月20日、福岡市・福岡サンバレスで開いた演説会で、弁士の市田忠義書記局長とともに、参院選挙勝利に奮闘している仁比そうへい比例候補・参院議員、しのだ清福岡選挙区候補がそれぞれ決意を表明し、大きな拍手を受けました。
仁比氏は「せっかく自公政治を終わらせたのに、迷走のあげく国民の期待も自らの公約も裏切って後ずさりする鳩山政権には、もう我慢ならない」と批判。
「一握りの大企業がもうけを独り占めにしてため込んだ内部留保をいまこそ、国民に還元させよう」と呼びかけるとともに、中小零細企業対策の一環として、大きな経済効果を広げる住宅リフォーム助成制度、学校の耐震化などの問題にふれ、「〝くらしに役立つ仕事をよこせ″の声を広げよう。政治を動かすのは国民の力だ」と訴えました。
沖縄の米軍普天間基地の「移設探し」問題にふれ、「私の議席は本土と沖縄との連帯の証しであり、基地のない平和な沖縄と日本にすすんでいこう」と熱っぽく語りました。
しのだ氏は、JA福岡や粕屋医師会などと懇談したことにふれ、「多くの団体と忌憚(きたん)のない意見を交わし、一致する要求問題で協力していける情勢になっている」ことを紹介しました。
しのだ氏の故郷・福岡県築上町にある航空自衛隊築城基地について、「日米共同訓練が挙行され激しい爆音に苦しめられているうえに、沖縄の米海兵隊による訓練移転先に築城基地が挙げられている。沖縄の人々と心を一つにして〝沖縄と日本から米軍基地をなくせ″の声を国民的な大運動にしていくため全力をあげる」と決意を語りました。(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年4月22日)