日本共産党の仁比そうへい参院議員・比例代表候補は3月28日、宮崎市内でJA宮崎中央の見戸康人常務理事らと懇談しました。ばば洋光参院選挙区候補、津島忠勝県委員長、前屋敷えみ県議らが参加しました。
見戸氏はJAの「全方位」での交流について、「消費者を含めて全方位で取り組んでいきたい。このような意見交換の場はありがたい」と懇談を歓迎。宮崎農業について、畜産が6割、ビニールハウスなどを使う施設園芸が2割を占め、小規模農家が多い特徴や農業所得が減少している現状を説明しました。
民主党の戸別所得補償制度については、「果樹や畜産への政策がはっきりしない。FTA(自由貿易協定)の踏み台にされないか懸念している」と述べました。
仁比氏は、1月の第25回党大会で、JA全中専務理事があいさつしたことや党の農業政策提言などに触れ、「輸入自由化のストップ、価賂保障・所得補償で農業を守らなくてはならない」と語りました。
見戸氏は「価格政策をきちんと取り組んでもらいたい。国民共通の課題として農業問題に取り組んでほしい」と話し、仁比氏も「食料主権を守る国民的合意をつくっていくことが必要です」と応えました。(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年3月30日)