日本共産党の仁比聡平前参院議員は4月8日、11日投票の島根県出雲市議選で1増の2議席獲得をめざし、2期目に挑む、ごとう由美(56)、新人の吉井やすみ(33)の両候補とそれぞれ街頭を駆け、「市民と共産党の頑張りこそ、コロナ危機を乗り越えていく一番の命綱です」と述べ、議案提案権を得る2議席の実現を求めました。

 仁比氏は国言いなりの市政に対し、「国のひどい政治に堂々とモノを言い、誰一人取り残さない政治、社会をと頑張る共産党だからこそ、みなさんの声を代弁できる」と強調。コロナ対策で数々の前進を勝ち取ってきたとし、「声を上げれば政治は変わります。力を合わせていくことこそ、コロナ危機を乗り越え、誰もが安心でき、希望を持てる社会をつくる確かな力です」「総選挙で力をあわせ、もうボロボロの菅政権を終わらせよう」と呼びかけました。

 自宅の前に出てきて演説を聞いた70代の夫婦は仁比氏らに、菅政権が狙う高齢者医療費2倍化法案について「絶対にやめさせてほしい」と語りました。(しんぶん赤旗 2021年4月9日)