後援会で訴える仁比議員=2010.2..28
 日本共産党の仁比そうへい参院議員(比例候補)は2月28日日、大西オサム参院広島選挙区候補とともに広島市西区と安佐南区、尾道市の3会場で開かれた演説会で弁士を務め、夏の参院選での党への支援を訴えました。


 仁比氏は、この10年間に介護をめぐって起きた殺人や心中事件が全国で400件に上る事態を国会で質問した際、鳩山由紀夫首相が応益負担への理解を求める答弁をしたことを批判。「国民の命と暮らしがかかった参院選で、再び議席を勝ち取る」と決意を表明しました。


 大西氏は1月以降、農協や医師会、中小企業団体などと懇談を重ねてきたことに触れ、「保守の支持基盤といわれてきた団体が、どこも自民党の重しが取れて共鳴し合える。有権者の過半数との対話を広げよう」と呼びかけました。


 参加者数は、西区が160人、安佐南区が150人、尾道市が120人でした。
 仁比氏は3会場での演説会の後、広島市中区の広島弁護士会館で、原爆症認定訴訟や生活保護裁判など集団訴訟をたたかう原告や弁護士らとの意見交換会に出席。24人が参加し、「黒い雨」指定地域の拡大、生活保護の老齢加算の復活、障害者自立支援法の廃止、B型肝炎被害者やマツダ派遣切り労働者の救済について懇談しました。(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年3月2日)