田川語るつどい=2010.02.07

 福岡県田川市で2月7日、日本共産党の仁比聡平参議院議員(比例候補)を迎えた「語るつどい」が開催されました。

 地元の角銅立身、中村博則の両弁護士のよびかけで開催されたもので、伊藤信勝・田川市長、浦田弘二・福智町町長はじめ、各界各層から会場いっぱいの143人が参加しました。

 仁比議員は、4日の国会質問で介護の現場の声をつきつけ、鳩山首相を追及したやりとりを生々しく報告。応益負担がもちこまれ“保険あって介護なし”が現場の状況であり、人間の尊厳がそこなわれていると強調。鳩山政権が自公政権の構造改革路線から抜け出せない中途半端や後退を告発しました。

田川語るつどい=2010.02.07

 その上で、保育や後期高齢者医療制度問題にもふれながら、福祉を壊すこうしたやり方を改めさせる必要があるとのべ、日本共産党が大企業中心主義、アメリカいいなり政治のゆがみをただす確固とした羅針盤をもっているから力を発揮できると強調しました。

 「夏の参院選で必ず再選を果たし、みなさんと力をあわせてたたかい、引き続き現場の力で政治を動かしていきたい」とのべ、大きな拍手につつまれました。

 伊藤田川市長は「地域経済と財政を立て直すためには地域の雇用をふやさないといけない。福祉の安心できる環境づくりをすすめてほしい」、浦田福智町長は「日本共産党がめざしている方向と私たちのめざす方向の多くが一致しています。仁比議員の再選は、田川地域の再生にもつながる」などと激励しました。

 会場発言では、「国会質問をみたが、胸がスカッとした。国民の声を代弁してくれるのは共産党だと思った」「娘夫婦が脱サラして農業をはじめたがやりくりが大変そうで心配だ。農業を大事にしないというのはまちがっている。国会で取上げてほしい」「障害者自立支援法の応益負担廃止は大きな勝利。共産党に力強い支援をいただいた」などの声が、相次ぎました。