春風とともに、一斉地方選挙はいよいよ本番。参院選とひとつながりの大勝負です。

 「絶対にあきらめない」という強い意思に結ばれた共闘がどれだけひとりひとりの主権者を励ます力をもっているか。辺野古埋め立ての賛否を問うた2月24日の沖縄県民投票は私たちにあらためて教えてくれました。土砂投入を強行して人々の心を折ろうとする安倍政権。投票権まで奪おうとする自民党。力ずくで国民を支配しようとする卑劣な妨害を知恵と連帯で乗り越えて、圧倒的多数の県民が「反対」を選んだのです。

 「1995年の少女暴行事件は、親が我が子のような犠牲者を二度と出してほしくないと訴えて明るみになり県民が怒りに燃えた。基地に逃げ込んだ米兵の引き渡し要求に、政府は『沖縄県民は滑り過ぎだ』『日米関係の大事さを分からないのか』と。あのとき県民が求めたものは『二度と被害者を出さない。だから基地の整理縮小』。その県民がどうして新たな基地をつくらなければ普天間は返さないという移設条件付きを納得できるんですか」。28日、議場を圧する赤嶺政賢議員の質問に胸が熱くなりました。

 私たちも民主主義の底力を示す知恵と連帯を広げましょう。賃金も年金も削られているのに消費税10%などあり得ないではありませんか。共産党の候補者全員の勝利こそ政治を動かす決定的な力です。「本気の共闘」を必ず実らせ何としても安倍政治を終わらせる。私も国会と西日本17県を駆け巡って頑張りぬきます。