九州・沖縄をはじめ西日本17県を活動地域にする日本共産党仁比そうへい参院議員・比例候補は、12月25日と26日に沖縄入り。普天間基地や嘉手納基地をはじめとする県内の米軍基地の実態を調査するとともに、基地のない沖縄めざすたたかいを続ける高江や辺野古など県内各地をまわり、参議院選挙での勝利にむけ活動を広げました。
25日には、雨の中普天間基地を視察した仁比議員は、「世界一危険な基地は移設ではなく、閉鎖ですね」ときっばり語りました。
その足で、11月7日に「普天間基地の嘉手納統合反対」の町民大会を開き、嘉手納統合案反対の声をあげた嘉手納町を訪れ、日本共産党の田仲康栄町議から嘉手納基地の現状を聞きました。田仲町議は訓練の移転などが行われても基地の騒音、町民の負担はまったく減らず、基地負担が増え続けてきた現状を訴えました。
「町長も安保条約の解消を革新懇のシンポジウムにメッセージとして寄せましたね」との仁比議員の問いかけに、田仲町議は「町長はもともと立場が違うが、日米政府の政策のもとで基地負担が減らない現状に疑問をもってきている」と語り、現実の条件のもとで変化が起こっていると語りました。
その後、仁比議員は日本共産党中部地区委員会を訪れ、集まった人たちから激励を受けました。参加した人たちからは参院選への思いと仁比議員への期待が語られるとともに、さまざまな要求が語られました。
読谷村の伊佐眞武議員からは読谷の米兵のひき逃げ事件での起訴前の引き渡しについて疑問と怒りが語られ、泡瀬干潟の問題では埋め立て反対の運動をしている住民からは国会での取り組みの強化の訴えがありました。
仁比議員は比例5議席の絶対確保と唯一の弁護士出身の議員として果たす役割について決意を語り、要求実現のために参院選勝利を誓いあう懇談になりました。
この日の行動の最後に、仁比議員は、沖縄県革新懇世話人会の会合に出席しあいさつしました。11・8県民集会などたたかいを通して県民・国民のたたかいが体験的に発展してきていることなど、情勢の発展に思いをひとつにしました。(しんぶん赤旗 九州沖縄のページ 2009年12月27日)