来年夏の参院選で九州・沖縄など西日本17県を活動地域にして再選目指す日本共産党の仁比そうへい参院議員・比例候補は12月6日夜、鹿児島県鹿屋市で開かれた「つどい」に招かれ、くらしの問題をめぐって住民ら20人と懇談しました。

鹿児島・鹿屋

 冒頭、仁比参院議員は医療・福祉、雇用、農業、在日米軍基地問題について国会、情勢報告を行いました。

 雇用問題では、エコカー減税などで増産態勢に入ったトヨタが、以前「派遣切り」した労働者に“あなたの技術が必要です”などと記したはがきを送りつけ、3カ月間の有期で雇い、再び使い捨てにしようとしている事例を報告。「こういう身勝手を許せば、若者の未来が壊される。労働者派遣法を抜本改正し、人間らしく働けるルールづくりに頑張る」と力試しました。

 参加者からは「在日米軍の思いやり予算をどうするか、(民主党に)注目していたが、全然ダメだ」(男性)、「民主党は戸別所得補償をいうが、日本全体の農業を考えていっているのか疑問だ」(男性)など新政権への失望の声が出されました。

 「つどい」には、山口はるき参院選挙区候補、柴立俊明鹿屋市議(党大隅地区委員長)が同席しました。(しんぶん赤旗 九州沖縄のページ 2009年12月8日)