福岡市 福岡市議選の全7区7人の当選に向け、日本共産党の仁比そうへい参院議員は3月29日、中央区(定数7)の松尾りつ子候補=新=、南区(11)の堀内てつお候補=現=とともに訴えました。

 仁比氏は、参院本会議で消費税10%増税を前提とした2019年度予算を強行した安倍自公政権を批判。増税反対の立場を超えた声が広がり、野党共闘が進んでいるとのべ、「ウソとごまかしの政治をやめさせよう。市民と野党の本気の共闘を実らせて安倍政権を終わらせる日本共産党を勝たせてほしい」と訴えました。

 松尾候補は、ロープウエー計画の断念や、高齢者乗車券を守ったことを報告し、「市民の皆さんと日本共産党が力を合わせれば政治を変えることができます。箱崎ふ頭の埋め立てや博多港再開発など数千億円規模の無駄遣いをやめさせ、安心して医療・介護・教育を受けられ子育てできる福岡市をつくるため全7区7人を押し上げてください」と訴えました。

山口・岩国両市 日本共産党の仁比そうへい参院議員は3月30日、山口県の岩国、山口両市で街頭演説し、県議選岩国市・和木町区(定数5)で党議席の空白克服をめざす松田一志、山口市区(定数6)で2期目に挑む、かわい喜代の両候補の必勝を訴えました。

 JR岩国駅前でマイクを握った仁比氏は、松田氏ら野党候補を応援する「非自民系勝手連」に触れ、「米軍岩国基地被害も、暮らしを壊す安倍政権もゴメンだという声を集め、市民と野党の本気の共闘を実らすチャンスだ」と力説。2月県議会で国保料値上げの提案に自民党などは賛成したと告発するとともに、公費1兆円の投入で大幅値下げは実現できると示し、「消費税10%増税ノーの審判を示し、暮らし応援の県政をつくるのが松田氏の議席だ」と強調しました。

 松田氏は「艦載機移駐で広がる基地被害を知事と真正面から論戦したい。災害に強いまちづくりには防災予算の抜本増が必要だ」と力を込めました。

 市内の女性(77)は「息子は国保、自分は障害年金暮らしで生活は厳しい。国保料値上げなんて、とんでもない」と話しました。(しんぶん赤旗 2019年3月31日)