告示まで12日と迫った山口県議選で、日本共産党の現有2議席を守り抜き、4議席への躍進を勝ち取ろうと、小池晃書記局長は3月17日、岩国市、山口市を駆けめぐりました。岩国市では、米軍基地強化に反対する市民団体の代表や無所属の前市議らが共産党躍進にむけたエールを送るなど、幅広い人たちの応援で盛り上がりました。(関連2・5面)
岩国市で応援に立った「愛宕山を守る会」の岡村寛代表は「知事は国の顔色ばかり見て、県民は一顧だにしない。政治を変えるには非自民系の議員を増やすしかない」と訴えました。田村順玄・前岩国市議は「岩国で共産党が議席をとり、2議席から3、4議席となれば大きな力を発揮すると期待している」と語りました。
社民党県連代表の佐々木明美県議、姫野敦子・岩国市議のメッセージも紹介されました。山口市では、内山新吾弁護士があいさつしました。
岩国市で松田一志県議候補、山口市で、かわい喜代県議が決意を表明。両市で参院比例の仁比そうへい参院議員が訴えました。
小池氏は、山口県政は安倍政権言いなりがひどすぎると告発しました。米海兵隊岩国基地には最新鋭ステルス戦闘機F35Bが米本土以外で初めて配備され、空母艦載機も移駐し、東アジア最大の航空基地に。こうした中で、昨年12月、岩国基地所属の2機が高知沖で墜落した際にも、関係首長らが飛行中止を求めたのに、山口県知事は「米軍が自主的に取り組むこと」というだけだったと厳しく批判しました。
さらに、ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の県内配備でも、地元の阿武町長が反対を表明しているのに、知事は「国は丁寧な説明を」と繰り返すだけだと指摘し、安倍官邸直結県政を、共産党の躍進で変えようと訴えました。(しんぶん赤旗 2019年3月18日)
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