西日本を活動地域に再選をめざす日本共産党の仁比聡平参院議員。参院比例候補と福岡の青年たちが、日本の将来展望を語り合う「つどい」が11月15日にありました。「若い世代と日本社会の前途を語るつどい―働くこと、核兵器のない世界 日本の未来と日本共産党―です。
主催は、日本共産党福岡県委員会と民主青年同盟福岡県委員会。
参加した学生、青年からは、学生の就職難や、派遣労働などによる「働かされ方」に関心が集まりました。
仁比参院議員は、マツダなど派遣労働に対する安上がりの働かせ方を告発。また、労働局からの偽装請負の是正指導にも従わず、直接雇用も拒否している会社の名前を公表するよう追及した、自らの国会論戦にふれ「派遣労働者を調整弁にして、真っ先に首を切る会社の責任を追及してきたのは日本共産党しかありません」。今後の展望について「最大の力は職場からの実態の告発。新しい政治や社会をつくるのは、政権ではなく、適理ある要求を掲げてたたかうことが必要です」と強調しました。
参加者からは「労働者派遣法の改悪の問題点について、アクションを起こしたことはありますか」「障害者自立支援法を民主党が廃止すると言ったが、その後、どうなっているのですか」などの質問が相次いで出され、仁比参院議員がていねいに答えました。
友人から誘われて参加した私立大学医学部の女子学生(22)は「マツダなど大手自動車メーカーが派遣労働者をモノのような働かせ方をしていることはひどいと思った。こうした働かせ方をなくしていくには政治の力が必要だと思います。過酷な労働条件をなくすためにも仁比さんにがんばってほしいです」と語りました。
また、「〝自分たちの力で社会は変えていける〃というメッセージが、どの問題を振り返っても印象的でした。元気をもらいました」との感想が多数寄せられました。(しんぶん赤旗 九州・沖縄のページ 2009年11月20日)