山口県下関市の豊浦町と豊北町で11月18日、仁比そうへい参院議員を迎え、統一地方選と参院選の勝利をめざす「市政・県政・国政を考えるつどい」が開かれました。

 仁比氏は、萩市へのイージス・アショア配備計画に対し、隣接する阿武町が「断固反対」の声を上げているとして「安倍政権は強いように見えるが、自ら崩壊の引き金を引いている」と指摘しました。

 また、消費税10%への増税や農業などを破壊する日米FTA(自由貿易協定)など「あらゆる分野で安倍政権は破たんしている」と強調。下関市が安倍首相の地元であることに触れて「首相の足元で市民と野党の本気の共闘を実らせ、自民・公明と補完勢力を少数に追い込もう」と呼びかけました。

 豊浦町では片山房一市議、豊北町では木佐木大助県議と江原満寿男市議が決意を述べました。

 豊北町の男性(47)は「自民党が強い山口県でも変化が起きている。共闘の力で政治を変えたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2018年11月20日)