全日本建設交運一般労働組合九州支部の第20回定期大会が25、26の両日、熊本市で行われ、安倍政権の改憲阻止に向け、来年の参院選で市民と野党の共闘実現に力をつくすことなど2018年度運動方針案を採択。日本共産党の仁比聡平参院議員らが来賓あいさつしました。
緒方徹治委員長が、騒音性難聴で船員保険の不支給取り消しを求めた裁判で、仁比氏の提案が国の明確な通達になり勝利したことを紹介しました。
仁比氏は、国策のもとで民営化された国鉄、電電公社、郵政の労災不認定やアスベスト、振動病などの問題で、ゆがんだ運用の矛盾に根本的解決を求め国と交渉を重ねたことを紹介。資本家の金もうけのために、「働く仲間がむしばまれている」と指摘し、「企業から献金を受け国民を苦しめる自民党政治を転換するため、日本共産党は断固連帯してたたかい抜きたい」と述べました。深刻な不況下での消費税増税にはキッパリ中止の声をあげるなど「市民と野党の本気の共闘を前進させるときだ」と強調しました。(しんぶん赤旗 2018年10月31日)
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