日本共産党は9月10日、九州・沖縄いっせい宣伝に取り組みました。北九州市小倉北区では日本共産党の仁比そうへい参院議員と同区の大石正信県議予定候補、市議補選での勝利をめざす、うど浩一郎市議予定候補が朝宣伝で沖縄知事選勝利と参院選・統一地方選での党躍進を訴えました。
仁比氏は、辺野古新基地建設阻止のため「沖縄県民、全国の国民と力を合わせて玉城デニー予定候補勝利のために全力で頑張り抜く」と決意表明。北九州市からの辺野古埋め立て土砂搬出阻止を呼びかけました。北海道地震や西日本豪雨などからの生活、なりわい再建や被害防止のために命を守る防災型予算の必要性を強調。来年度予算で5兆円を超える大軍拡や憲法改悪に歩を進める安倍政権を批判し「憲法がいきる新しい政治をつくるため、市民と野党の本気の共闘を前に進めていく」と力を込めました。
大石予定候補は、市民アンケートの「暮らしが大変」「年金が減らされ国保料が払えない」などの市民の悲鳴を紹介して、「この声にこたえるのが政治本来の姿」と強調。消費税増税や社会保障負担増の一方、大企業には減税する安倍政権を批判しました。
うど予定候補は、パン店経営のなかで感じた国の政治の冷たさを語り、サッカースタジアム建設や第二関門橋計画に税金をつぎ込む市政を批判。「市民最優先の市をつくりましょう」と訴えました。
この日、真島省三前衆院議員は福岡市のJR博多駅前で、かわの祥子参院福岡選挙区予定候補や党福岡県委員会の勤務員らと共に、早朝宣伝をおこないました。(しんぶん赤旗 2018年9月11日)