日本共産党の仁比そうへい参院議員は8月5日、福岡市で開かれた民医連九州沖縄代表者会議であいさつをしました。

 仁比氏は、西日本豪雨被災地での日本共産党や民医連などの活動と、住宅敷地内の土砂の公費撤去などの公的支援拡充にふれ、「民主勢力全体が力を合わせ、被災者を励まし支援策を動かしてきたことがこの1カ月の到達だ」と強調しました。

 「自民党政治が医療・福祉、地域社会を壊してきた脆弱(ぜいじゃく)性が、大規模災害のもとで一気に噴き出してきている」とし、多額の再建資金に頭を抱える診察所の悩みや防災対策の不備などを紹介。「命と財産を守る政治・社会にどう転換するかが問われている」と力を込めました。

 豪雨のさなかにカジノ実施法審議を強行、辺野古新基地建設での土砂投入やGDP2%への軍事費拡大を目指す安倍政権を批判。「人権と民主主義、平和という憲法の価値を傷つけた自民党政治を倒して憲法がいきる社会をつくる決意を固めよう」と訴えました。(しんぶん赤旗 2018年8月8日)