9月19日告示、26日投票で行われる、宮崎県えびの市議選で、日本共産党から立候補する西原まさふみ氏の事務所開きが9月12日夜、市内島内でおこなわれました。仁比聡平参院議員が激励にかけつけ、青年後援会員らが必勝をとあいさつしました。

 今回の市議選は、市発注工事をめぐり、4件の競売入札妨害罪で起訴された宮崎道公(みちひろ)前市長に対して不信任決議を突き付けた議会を宮崎氏が解散したことにともなうものです。西原氏は、議会に市長の辞職勧告決議案を提案、不信任決議案を共同提案し決議させるなど、前市長を退場に追い込む先頭に立ってきました。

 市議選は、定数の15に対し、前職14、元職1、新人4人の19人が立候補を表明。なかには、宮崎前市長とともに起訴された前市議なども含まれています。

 市民の中からは、「宮崎氏と地元が同じながら、市民の立場できっばりモノをいう態度はさすが」など、西原氏への期待の声が高まっています。

 仁比参院議員は、青年たちにも慕われ、人々に寄り添い、くらしをつぶす自公政治に正面から立ち向かう共産党議員・西原氏の議席の値打ちと重みを強調し、「国にも市政にも堂々と主張できる議員がどうしても必要」だと、支持を訴えました。

 西原氏は、「住民にとって良いものには賛成し、許せないものにはしっかり反対するのが議員の資質だ」とのべたうえ、まずやるべきこととして「市議会の正常化」をあげました。雇用の確保や子どもの医寮費無料化実現などを訴えました。

 西原氏は、地域の道路拡幅や閉鎖されたままだった駅トイレの整備・開放など身近な住民要求を実現してきました。(しんぶん赤旗2009年9月16日)