福岡県添田町で日本共産党11区後援会まつりが5月27日に開かれ、仁比そうへい参院議員が記念講演をしました。
仁比氏は、日田彦山線の九州北部豪雨からの復旧や築城基地の米軍利用拡大阻止に向けた党と住民の草の根の共同の力を強調しました。麻生財務大臣らのセクハラ擁護発言に対し、「人権侵害を根絶する政治家の倫理上の責任を全く理解していない」と指摘し、国会の多数で国民の願いを踏みにじる強権政治のあらわれだと批判。「日本共産党の躍進で、安倍政権の延命は絶対許さないという意思を示そう」と呼びかけました。
かわの祥子参院福岡選挙区予定候補が「県内比例40万票を土台に選挙区を勝ち抜きたい」と表明。永沼かよ子添田町議予定候補は「選挙活動を通じ、住民の胸に憲法9条と日本共産党を焼きつけて必ず当選したい」と語りました。
演説は初めてという男性(55)=船舶機関士=は、「諸外国を見てきて、アメリカに押し付けられて武器や他国を攻撃する軍備にお金をかけるのでなく、ヨーロッパのような充実した福祉に予算を充てるべきと感じる。9条を守って平和な国づくりを進めるために躍進してもらいたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2018年5月29日)