第89回北九州統一メーデーが5月1日に小倉北区で開かれ、56団体833人が参加しました。日本共産党の仁比そうへい参院議員が安倍政権打倒の決意を語り連帯のあいさつをしました。

 永冨雅生実行委員長(北九州地区労連議長)は、「働き方改革」一括法案が過労死を招くものと批判。「大きく訴え、つぶしていきたい」と強調。春闘や3000万人署名の成功を呼びかけました。

 仁比氏は、韓国と北朝鮮の南北首脳会談を歓迎するとともに、この動きは日米安保条約や在日米軍の存在意義、憲法改悪の動きを問い直すものだと指摘。「北東アジアに平和をつくる主体的な日本外交を強く求めよう」と述べました。外交でも内政でも孤立を深め、さまざまな不祥事の真相究明に背を向ける安倍首相に政権を担う資格も能力もないとし、「政権打倒に頑張り抜く」と力を込めました。

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 統一地方選県議予定候補の高瀬菜穂子、山口律子両県議、大石正信市議、伊藤淳一氏も登壇しました。(しんぶん赤旗 2018年5月2日)