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 広島県三次市作木町の作木小学校真上で4月30日午後2時ごろ、米軍機とみられる低空飛行で雷のような音がした問題で、日本共産党の仁比そうへい参院比例候補、皆川けいし参院選挙区候補、辻恒雄県議は5月9日、広島市中区の中国四国防衛局を訪れ、米軍に低空飛行訓練を中止するよう申し入れました。

 目撃した男性は「谷筋に飛んできて急上昇した。地上から100メートルを切る、超低空だった。許せない飛行だ」と証言。同小学校では一昨年12月20日にも超低空飛行があり、日本共産党県委員会が厳重抗議と中止を申し入れています。

 皆川候補は「米軍情報をうのみにせず、主権国にふさわしく政府自身が実態・現地調査を行い、事実確認を」と要求。水戸栄次報道官、中世古進也基地対策室長補佐、菅田廉業務課長は「7日に米軍に照会し、まだ回答がない」と答えました。

 仁比候補は「自分の国の子どもたちが恐ろしい目にあったのに、なぜ1週聞も照会せず放置したのか。主権国家としての構えが問われる」と抗議するとともに、「米軍は小学校があることを分かっていて、同じことを繰り返したのではないのか」とただしました。水戸報道官は改めて回答すると答えました。(しんぶん赤旗 2013年5月11日)