1月13日告示(27日投票)された北九州市長選挙で、ながた浩一市長候補=無所属新、日本共産党推薦=は終日、市内全区を駆け巡り、下関北九州道路計画を中止し、市民の暮らし応援の市政へ転換しようと訴えました。日本共産党の仁比そうへい参院議員と田村貴昭衆院議員が各区の応援演説に駆けつけました。

 ながた候補は、下関北九州道路の是非が一番の争点だと強調。計画を中止し国保料の引き下げや、地域交通の整備、市独自の奨学金制度、住宅や店舗のリフォーム助成を実現しようと訴え、「不要・不急の2000億円の巨大開発をきっぱりやめ、市民の蕃らし応援の市政にするため全力を尽くします」と力を込めました。

 仁比氏は「憲法がいきる希望あふれる社会へ、市民と野党の共闘の力をつくる。その先頭に立って頑張る、ながた候補に大きな支援を」と訴えました。田村氏は「安倍政権にノーの審判を北九州から下そう」と呼びかけました。

 第一声を聞いた男性(30)は「生産年齢人口が減るなか子どもや若者を大事にする、働く人のための市政を期待します」。3人の子を育てる男性(42)は「子ども医療費無料化を実現して子どもを育てやすい市にしてほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2019年1月15日)