11月4日告示(18日投票)の福岡市長選挙に立候補する、「市民の会」の、かみや貴行予定候補の事務所開きが10月13日、市内で開かれました。支援者150人が詰めかけて市政転換を誓い合いました。日本共産党の仁比そうへい参院議員があいさつしました。

 かみや氏は、年金や、8時間労働の賃金で生活できる街をめざす家賃補助や、特別教室へのエアコン設置など教育条件の整備、ブラック企業根絶条例の制定などの政策を訴えました。

 「税金の使い方を変え、1%のためではなく99%のための市政を皆さんとつくっていきたい」と語りました。

 仁比氏は、400億円のロープウェー構想に触手を伸ばしながら豪雨で被害を受けたローカル線復旧に背を向けるJR九州など市内大企業のもうけ優先の姿勢を批判。財界と安倍政権追随の市政のもと格差が広がっていると指摘し、「逆立ちした政治を正面からただす力がかみや予定候補にはある。力を合わせ市民の皆さん一人ひとりと語りあっていこう」と呼びかけました。

 参加した女性(40)は、「市には子どもがのびのび遊べるところが少なく、子育ての環境が良くないと、まわりのお母さんと話しています。子どもたちの未来のための市政を期待します。周囲に今日聞いた話を広めたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2018年10月16日)