鹿児島県奄実大島を訪問した仁比聡平参院議員は10月4日、ハンセン病国立療養所「奄美和光園」(奄美市)を訪ね、酒本喜興志園長、「ハンセン病文庫友の会」の森山一隆代表と、成立から1年を過ぎたハンセン病問題基本法をめぐって、意見を交わしました。松崎真琴県議、崎田信正党奄美地区委員長(奄美市議)が同席しました。
洒本園長は、和光園の「将来構想」について、一般会計で運営する療養所に「保険医療が入ってくる整合性が問われてくる」など、困難な課題が山積している状況を語りました。
仁比氏は「研究したい」と応じ、引き続き同問題に取り組む姿勢を示しました。(しんぶん赤旗 2009年10月5日)