日本共産党の仁比そうへい参院議員は8月17日、同日告示された香川県議補選高松市区(26日投票)の秋山ときさだ候補、県知事選(同)の、ひめだ英二候補の勝利をめざして高松市内で終日、「安倍政権にノーの審判を下し、県民の手に県政を取り戻そう」と呼びかけました。(関連記事)

 栗林駅前での第一声や瓦町駅前、商店街前などでは秋山候補と演説。バスの乗客からも手が振られ、通りがかった労組幹部は秋山候補と握手し、「頑張って」と激励しました。

 仁比氏は、安倍首相が次の国会に自民党の改憲案を提案する考えを示したことに対し、「安倍政権ほど憲法が保障する民主主義、国民の生活を壊し続けてきた政権はない。憲法を語る資格はない」と批判。香川など全国各地で安倍政権打倒に向けた市民と野党の共闘が前進しているとし、「政治を変えたいという願いを託してください。秋山さんが勝ち抜けば必ず政治を変えることができる。県議会を民主主義と平和のとりでに。安倍政治に立ち向かう共闘の力を、この高松から全国に発信しよう」と訴えました。

 演説に足を止めた女性(71)は「若い人が安心して子育てできるよう頑張ってほしい」と期待を寄せました。(しんぶん赤旗 2018年8月18日)