山口県周防大島町で4月27日、日本共産党の仁比聡平参院議員を迎えて島の未来を語り合う「春のつどい」が開かれました。仁比氏や昨年10月に初当選した占部智子町議を囲んで交流しました。地元党支部と後援会の主催。
仁比氏はトランプ関税からコメ高騰、税制、基地問題まで縦横に語りました。関税問題では農産物の輸入拡大などで対応しようとしている石破政権を批判し、「食料主権、経済主権を守るべきだ」と強調。コメ高騰についても「小規模な生産農家を冷遇し、7割も減少させた自民党農政が原因」と解明し、「農業が持つ多面的な機能を守るため、価格保障、所得補償制度を創設して小規模な生産者を育成することが地域再生につながる」と訴えました。
占部氏は町議会で町立病院の拡充や近隣の上関町での使用済み核燃料「中間貯蔵施設」計画の撤回などで論戦してきたことを報告しました。
参加者は歌声や要求・要望を出し合う「しゃべり場」で交流を深めました。(しんぶん赤旗 2025年4月29日)
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