日本共産党、立憲民主党、社民党の野党国会議員は2月1日、戦時中、水没事故で亡くなった山口県宇部市・長生炭鉱の犠牲者遺族らと懇談しました。日本共産党から小池晃書記局長、仁比聡平参院議員が参加しました。
小池、仁比両氏らは、事故発生(3日)にあわせ開かれた83周年追悼集会に参加。集会前に、訪日した韓国人遺族、現地で活動している「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」の井上洋子共同代表らと面会しました。
遺族からは、遺骨が発見された場合、「遺族への返還は政府を通じてやってほしい」(楊玄遺族会会長)、遺骨を見つける「潜水調査の安全性について議論してほしい」などの要望が出されました。
小池氏は、遺骨の返還に関しては、2004年の日韓首脳会談で小泉純一郎首相(当時)が、「何ができるか真剣に検討する」と答えていることを紹介し、「国として返還するのが当然だ」と回答。潜水調査の安全性についても、坑口の強化などを政府に要求しているとして、「安全に遺骨収集できるよう、国会でもとめ続けていく」と話しました。
懇談には、立民から平岡秀夫、有田芳生両衆院議員、社民から福島みずほ参院議員が参加しました。(しんぶん赤旗 2025年2月2日)
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