「#いのちまもる 医療・社会保障を立て直せ!10・20総行動」が10月20日、東京・日比谷野外音楽堂で行われました。医療・介護・福祉関係の労働組合や団体でつくる実行委員会の主催。各地から600人(ウェブ参加と合わせて1100人)が集まり、「軍事費削って社会保障に回せ」と訴えてパレードしました。

 主催者あいさつで日本医労連の佐々木悦子委員長は、岸田政権が医療提供体制の強化どころか受診抑制、病床削減を強行する一方、軍事費は青天井に増え続けているとし「今こそ大軍拡ではなく国民の命第一でと暮らしを守る政治に転換を」と呼びかけました。

 各分野からリレートーク。医療や介護、保育の大幅人員増、賃上げを訴えました。

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 日本共産党から小池晃書記局長・参院議員と倉林明子副委員長・参院議員、仁比聡平参院議員が参加。小池氏と立憲民主党の議員があいさつしました。小池氏は、75歳以上の医療費窓口2倍化について「現役世代と高齢者を対立させる考え方は間違いだ。現役世代も高齢者も、国が責任をもって支えるのが社会保障だ」と批判。社会保障予算の削減を続けながら軍事費を5兆円も増やすことなど許されないとし「命を守りましょう。戦争する国を止めましょう。社会保障制度を立て直すために、ともに政治を変えるために力を合わせましょう」と呼びかけました。

 日本医師会の松本吉郎会長、日本歯科医師会の堀憲郎会長がメッセージを寄せました。お笑い芸人・せやろがいおじさんが出演しました。(しんぶん赤旗 2022年10月21日)