上京した漁民、弁護団、支援のみなさんと(1日=農水省)
「よみがえれ!有明訴訟弁護団」らは、長崎県諫早湾干拓事業干拓事業の漸受け是防の来年5月の短期開門調査レベルの開門実施などを求める4項目の要請書を石破茂農水相に提出し、同弁護団や有明海漁民ネットワークのメンバーらが農水省の担当者と交渉しました。
潮受け堤防の開門昨年6月の佐賀地裁判決で国に命じられましたが、農水省は開門調査のアセスメントを行うとして、中長期開門調査を拒んできました。
この日の交渉で、農水省の開門アセスの方法骨子(素案)が、実際の開門まで最短でも6年半から7年もかかることがわかりました。
同弁護団らは、「短期開門調査レベルの開門から順次開門幅を広げれば、来年5月から開門は可能だ」と強く開門実施を求めました。
農水省まえ集会
交渉に先立って、農水省まえでは「全国公害被害者総行動」の一環として集会が開けれ、堀弁護団事務局長が決意表明。仁比聡平議員もあいさつしました。