67年を迎える長崎の原爆投下を翌日に控えた8月8日、日本共産党の仁比聡平参院比例予定候補(前参院議員)、牧山隆衆院長崎1区予定候補らは長崎市の日本赤十字社長崎原爆病院と「恵の丘長崎原爆ホーム」を訪れ、被爆者を見舞いました。
原爆病院では朝長万左男院長、谷口英樹副院長らが応対。朝長院長は、「平均77歳なので10歳前後で被爆した子どもたちがいま入院してきている。がんが転移でなく2回目、3回目とできる多重がんが被爆者の1割前後」と患者のようすを説明。「こうした現状をもっと海外に発信しなくては」と語りました。
仁比氏らは、病室で入院患者に花束を贈りました。
原爆ホームでは、利用者約70人の合唱で出迎えられました。仁比氏が「核兵器を使わせてはならないというみなさんの思いが世界を動かし始めている」とあいさつ。利用者は、「すべてを一瞬にして奪いさった原爆をいつまでも忘れない。被爆を体験したものとして平和を訴えていく」と語りました。
堀江ひとみ長崎県議、山下満昭・党長崎県委員長が同行しました。(しんぶん赤旗 2012年8月9日)