全商連中国ブロックの2010年新春のつどいが1月11日、広島市中区で開かれました。中国5県の43の民主商工会から約230人が参如し、5月の全国総会に向けて「経済危機を生き抜く大運動と消費税闘争を推進し、拡大の高揚で情勢を切り開こう」と決意を固めました。
広島県連の加賀茂会長の歓迎あいさつに続き、日本共産党の仁比そうへい参院議員(参院比例候補)が来賓として出席し、「中小業者と労働者の犠牲でため込んだ大企業の内部留保を国民に還元し、ルールある経済社会の実現へ全力を尽くす」と決意表明しました。
全商連の国分稔会長が基調報告で「右手に署名、左手に商工新聞という活動を、攻勢的対話運動として大きくすすめよう」と呼びかけました。
神戸大教授の二宮厚美氏が「鳩山政権下での日本と中小業者運動」と題して記念講演。二宮氏は「自民党が打倒を言い始めた鳩山内閣は、国民にとっては利用可能な政権だ。従来の政権にはなかった特徴を、民商運動に生かそう。参院選は、有利な条件を生かすチャンスです」と語りました。
各県からの報告や決意表明があり、参加者は岡山県連の奥田伸一郎会長の音頭で「団結がんばろう」を三唱しました。(しんぶん赤旗 中国・四国のページ2010年1月10日)