参院選が公示された7月4日、日本共産党の仁比そうへい比例候補は、かわの祥子福岡選挙区候補とともに福岡市のJR博多駅前で第一声をあげました。

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 仁比氏は、辺野古新基地建設や消費税増税の強行に突き進む安倍政権を批判。軍事費増の一方、社会保障には冷たい政治を変えようと呼びかけました。財源の決め手は大企業の中小企業並みの法人税負担や、富裕層の株取引への平等な課税、米軍思いやり予算にメスを入れることだと強調。「比例は全国が一つ。福岡から日本中に大きな支持の輪を広げ、どうか三たび国会へ送つてほしい」と力を込めました。

 かわの氏は、年金や雇用について県民に広がる不安や絶望を肌身で感じてきたと語りました。県内4割にも上る非正規雇用を正規化、全国一律の最低賃金1000円を実現することで年金保険料を払える賃金を確保、さらに保険料の所得上限を引き上げることで消費税に頼らずとも年金財源はできると訴え、「将来に不安がなく未来に展望をもって暮らせる社会を実現したい。定数3の福岡選挙区を何としても勝ち抜きます」と訴えました。

 第一声は田村貴昭衆院議員が司会、党員や後援会員など250人が集まりました。両候補をはじめ野党の候補者を推薦する市民連合ふくおかのメンバーも「選挙へGO」の横断幕などを持って参加。両候補に大きな拍手を送りました。(しんぶん赤旗 2019年7月5日)