福岡市長選挙が告示された11月4日、かみや貴行候補=新、日本共産党推薦=は、市内を駆け巡り、「ロープウエーより暮らし・福祉を」と訴えました。

 かみや候補は、高島宗一郎市長が公約する推計400億円のロープウエー計画など巨大開発を中止して家賃補助や高齢者乗車券拡充など市民生活を直接応援し、貧困と格差拡大に歯止めをかけるよう訴え。安倍政権追随の現市政を批判し「1%のためではなく99%のための市政を」と呼びかけています。

 出発式には250人が参加。仁比そうへい参院議員が「くらしの現実を私たちと一緒に語り抜くことができる人。みんなの要求を実現、希望ある市政を切り開くため必ず勝利を」と訴えました。

 参加した男子学生(22)は、「270万円の奨学金を借りています。公約の給付制奨学金ができれば弟の進路の選択肢が広がる」と期待を語りました。

 繁華街・天神では約500人が訴えを聞きました。田村貴昭衆院議員は安倍政権の憲法改悪や消費税10%増税など暴走政治に意見する市長が必要と訴えました。

 駆けつけた男性(71)は、「ロープウエーなんてとんでもない。年金生活で生活は苦しく安心して病院にも行けない」と話しました。(しんぶん赤旗 2018年11月6日)