定数16の福岡県粕屋町議選(11日告示、16日投票)で田川まさはる、川口あきら両予定候補の再選を目指す日本共産党町委員会は4月1日、仁比聡平参院議員を招き、町内の2会場で国政・町政報告会を開きました。

 仁比氏は、安倍首相と改憲右翼団体「日本会議」が日本を戦前に戻す教育を悲願としてきたと指摘。教育勅語を児童に暗唱させる森友学園を応援してきたことで「安倍政権が自ら追い詰められている」とし、真相究明への決意をのべました。「共謀罪」法案の国会論戦にふれ、「こんな暴走を全て打ち破り、野党共闘を頼もしいものにつくりあげ、安倍政治を倒すため全力を尽くす」と語りました。

 田川予定候補は、人口増のなかでの学童保育・保育所の待機児増加や長寿祝い金の引き下げなど町政の問題を指摘、「福祉予算引き下げを許さない」と訴えました。川口予定候補は学校エアコン設置やJR駅の改善、子ども医療費助成の前進などを紹介、「地域の要求運動のたまもの。さらなる前進目指す」と語りました。

 衆院福岡4区のしんどめ清隆予定候補があいさつしました。(しんぶん赤旗 2017年4月4日)