鹿児島県伊佐市議選(定数16、立候補20人)が告示(17日投票)された11月10日、日本共産党の仁比聡平参院議員が、畑中きょう子候補(52)=現=の応援に駆けつけ、市内2カ所で開かれた出発式で必勝を訴えました。

 仁比氏は、先月の衆院選で、日本共産党が正面から自民党の裏金問題や「裏金候補を裏公認」していたことなどを明らかにしたことが、自民党大敗の審判を下す力となり、同市を含む鹿児島3区では現職の農水大臣を敗退に追い込んだと紹介。「議会の中と外で、みんなが力を合わせて暮らしも平和も政治も良くしていこう。伊佐市議選で畑中きょう子さんが勝利することが、全国を励ます結果になる」と訴えました。

 畑中候補は、党が取り組んだ市民アンケートにも、8割を超える市民が「生活が苦しくなった」と回答するなど、市民の暮らしが大変な時に、80億円を超える新庁舎建設は見直しが必要だと訴えました。

 党県委員会を代表し、たいら行雄県議が支援を訴え、畑中氏の議会での質問と長年の市民の運動が実り、来年度から高校卒業まで医療費が窓口無料となることや、5年後には同市に特別支援学校が新設されることなどを紹介しました。(しんぶん赤旗 2024年11月12日)