日本共産党の仁比聡平前参院議員は10月11日、福岡県大木町で境公雄町長を訪ね、先進的な環境行政や地方自治について懇談しました。
仁比氏は「徹底したゴミ分別など、なぜ大木町で住民が主人公の環境の取り組みができたのか教えてほしい」とのべ、地方自治や民主的な町政について尋ねました。
境町長は、環境行政について意識して先進的な住民に焦点を当て、住民とともに考えながら取り組みを積み上げて合意形成することが大事とのべました。「住みやすさを感じる一番の要因は住民のまちづくりへの関わり。世界の動きや未来への責任も頭に入れて住民に示すことも重要です」と語りました。
この日、仁比氏は久留米民商や八女民商、福建労北筑後支部、筑後地区労連を訪問。消費税増税をうけた売り上げが免税点1000万円弱の業者に対する集中的な税務調査や、家族従業員給与の経費算入を認めない所得税法56条が事業継承を阻んでいること、公共工事設計労務単価上昇が労賃に反映されていないなどの政治課題を聞き取りました。
仁比氏は「希望が持てる政治に変えようという共同の広がりを感じた。地域の声を受け止められる日本共産党を強く大きくすることに力を尽くす」と語りました。(しんぶん赤旗 2019年10月16日)
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