日本共産党の仁比聡平前参院議員は2月25日、山口県入りして周南、岩国両市で遊説、夜はマツダ共闘会議の総会に臨み派遣切りとたたかう訴訟団を激励しました。
仁比氏は、JR徳山駅前で周両市の形岡瑛、藤井直子、中村富美子3市議と街頭宣伝。野田内閣の「税と社会保障の一体改革」にふれ、「中身は、国民全体に20兆円もの負担を押し付ける消費税増税と、医療や年金の改悪だ」とのべ、「実行すると国民の暮らしや地域経済はどん底になる」と厳しく批判しました。
「なぜ強引にすすめようとしているのか」と問いかけ、消費税が大企業やお金持ちにとって都合のよい税金だからだと解明。消費税増税に頼らなくても社会保障を充実させることができる日本共産党の政策を紹介し「共産党が伸びれば、政治は必ず変えられます。力を合わせて希望ある日本の政治を切り開いていこう」と呼びかけました。
訴えを聞いた越智孝逸さん(77)は「少ない年金でやっと生活しているのに消費税が上がると生活できなくなる。大企業やお金持ちの応分の負担は賛成。ぜひ実現してほしい」と話していました。(しんぶん赤旗 2012年2月27日)