仁比参院議員・白川予定候補同席

 

 徳島県小松島市立小学校の統廃合の見直しを求める「小松島市学校再編を考える会」(小川洋子会長)は8月1日、文部科学省に小学校の統廃合の疑問点を提起し、現地の調査を要請しました。仁比聡平参院議員と白川よう子衆院比例予定候補が同席しました。

 小川会長は「津波の浸水深が今の学校より深いところに通学させるのは危険を増すことになる。地域の宝である子どもたちの命がかかっている。現場を見てほしい」と訴えました。

 白川氏は「現場を見たが近くに高い建物がなく、登下校時に津波が来れば子どもの足では避難は難しい。徳島は浸水地域に学校が非常に多く全国の中でも一番割合が高い。地域の実情に考慮をすべきだ」と津波の危険が高い所への統合の再考を求めました。

 仁比議員は「津波の来るところに新設して本当に大丈夫なのか、むしろ回避すべきではないか。危険な所に子どもたちを集めちゃダメ」と述べ、引き続き必要な調査も行うことを表明し小松島の人々を激励しました。(しんぶん赤旗 2023年8月4日)