日本共産党の仁比そうへい参院比例候補は6月29日、岡山市の4ヵ所で訴えました。

 仁比候補は「自民も民主も、消費税を10%にして、法人税を下げるというのです。消費税の4%分が大企業減税の穴埋めにされてしまいます」と語りました。ソニーの法人実効税率が12.9%であることや三大銀行が10年以上1円も法人税を払っていないことなどをあげ、「ゆきすぎた減税でもうけをあげ、229兆円もため込んでいる大企業の利益を国民に還元し、正社員があたりまえのルールある社会を。大企業に応分の負担を求めれば社会保障の財源はできます」と訴えました。

 岡山駅前で法定ビラを受け取った女性は「いま消費税を上げられたら困ります。将来的には仕方がないと思っていましたが、大企業の減税に使われるのなら反対です。増税するのなら、もうけている大企業に負担してもらって、困っている私たちに優しくしてほしい。選挙にいくまいかと思っていましたが、共産党のビラを読んで考えてみます」と話しでいました。

(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年6月30日)