参院選が4日公示(21日投票)されます。5議席絶対確保の比例候補の1人、仁比そうへいさん(49)に決意を聞きました。

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 いよいよ勝負のときがきました。
 都議選での日本共産党の大躍進で、いくつもの新聞が「自共対決」と書き始めました。なにしろ、2人区・3人区でも、維新を蹴散らし、民主党に競り勝って、議席を倍以上に増やしたんですから。一方で、安部政権の暴走の不安・危機感も強まっています。その中で、安部政権に正面から立ち向かうとともに、どんな問題も抜本的な対案を示して頑張る日本共産党の姿を、広く国民の皆さんに知っていただき選んでいただきたい。「共産党はいいことを言うがどうも・・」という多くの皆さんにも。先頭に立って戦い抜きますよ。
 「自民か民主か」とか「今度は第三極」とか、まやかしの政治に、私たちがどれだけ犠牲を払ってきたでしょう。3年前のはらわたをえぐられるような悔しさは絶対忘れません。総選挙でも地方選挙でも、大切な仲間たちが悔し涙を流してきました。弱いものいじめの政治にみんなが苦しんでいます。

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 私は、そんな腐った政治を土台から変えようと、屈することなく、みんながつないできたタスキを最後に託されたアンカーです。大けがだって乗り越えました。どんな壁も乗り越えて、ゴールを決めなければなりません。絶対に議席を取り戻しますよ。
 初めて共産党の演説会に足を運んでくれる方々でどこも会場があふれています。熊本県天草市の演説会では3分の1近くが初参加者でしたし、岡山市ではポスターを見て参加した青年が出口で声をかけてくれました。勇気百倍です。

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 ある水俣病患者は、私の演説に来て「良かったばい」といってくれ、周りから「いつから共産党になった」といわれながらも支持を広げてくれています。
 こんなに弁護士たちが立ち上がっている選挙もありません。「安部政権の暴走が強まれば、いよいよ憲法が危なくなる」という危機感と「何としてもたたかいの砦(とりで)をつくる」「応援ではなく自らの選挙」という決意からです。
 原発問題では、青年たちの怒りは本物ですねインターネットでつないだ「トーク・ライブ・ウィズ・ニヒ」では、「伊方原発を再稼動させないために何をすればいい」など真剣な質問がされました。TPP(環太平洋連携協定)の問題では、JAおおいたの安部新咲理事長が演説会で「日本共産党が一貫して反対してくれている」とあいさつしてくれました。沖縄の米軍基地をめぐって、自民党本部と沖縄県連が普天間基地移転で正反対の公約を掲げる「二股公約」に怒りが広がっています。

 みんなで力を合わせて、これまでやったことがないことをやり抜けば、必ず勝てます。全国は一つ、定数48の比例代表選挙で、5人全員の当選を果たせば、必ず政治は変えられえます。勝利に向かって、ご一緒に頑張りましょう。(しんぶん赤旗2013年7月3日)